UNKNOWN'S

誰も知らないだとかそういうことさ

イフオア3/4昼公演

世界で一番幸せな現場だった。あの場所、東京グローブ座には私の見たかった村上信五のすべてが存在していた。

3月4日から抜け出せなくたって良い。一生2015年3月4日をループしたって良い。それくらいのことを考えてしまうような舞台だった。大阪初日から息も絶え絶えで生還した村上担の方々のネタバレを我慢できなくて早々に踏んでいたから大体のことは把握して観劇当日を迎えたのでした。チケットは自力で入手できなかったので半泣きになりながらお譲りくださいとツイートしたところ同行させていただけることになり、本当に嬉しかったのを覚えてる。正直、グローブ座まで行く途中の電車の中で本当にあんなことやこんなことをする村上信五を観れるんだろうか嘘なんじゃないかとか、夢なんじゃないかとか、もしかしたら私は意識がないまま今日は3/5になってしまったのではないかとか色々なことを考えたのだけどやっぱり3/4だったし無事に同行者の方とも会えたし夢じゃないんだなってドキドキしながら着席した次第です。あんなに手に汗握りながら着席したのは初めて観劇したイフオアⅤぶりくらいだったわ…!

ピアノ弾き語りする村上信五が存在して、ダンスを踊る村上信五が存在して、あんなに幸せな空間ってこれから先存在しないんじゃないかと思ってる。いや、存在して欲しいんだけど、そうなんだけども。ただひたすら格好良くて、格好良すぎて幸せすぎてダンスシーンで思わず泣いたキモヲタはこちらです。2014年の関ジャニ∞としての現場がそこそこっていうかかなり地獄だったのでなんかもう幸せだったんだよ。やっぱり彼は自分のやりたいことは彼の中に存在しているし、それを臆さずにファンの前に示してくれたのが本当に幸せだったし嬉しかった。彼は自分が格好良くて、スタイルが良くて、ピアノも好きだし踊るのも好きだしっていうのを理解しているんだと思う。じゃなかったらあんなふうにセルフプロデュースできない。




今回のイフオアはテーマがスパイということで格好良い予感しかしてなかったんだけど、かなり高めに設定した期待値を軽々と超えてくるあたりに彼の本気ってどこにあるんだろうって思った。まだまだ余力を残していると思う。グループで発揮できない彼の本気の一部を垣間見たよ。垣間見ただけだけど。まだまだ見せてないね、見せてもらえてないね私たち。今年のイフオアは看板に偽りなしという感じでした。去年のとかフライヤー見てもなんのこっちゃ思い出せないよ!ネタバレ踏んでない方にはただひたすら看板に偽りなしなんで!っていうしかなかったけど見ればわかってもらえたと思う。オープニング映像はもうまんまだぶろーせぶんって感じだったし、今年はストーリーにかける時間はなかったんだろうなって感じはしたけれど、逆にそれが良かったのかもしれないなってちょっと思ったりもしている。世の中にはスーツで踊りながら敵を倒す村上信五が見れる空間が存在したんだよ。このことを声を大にして叫びたいし本当に「信五www」層にこそ見て欲しいなって一瞬思ったけどやっぱりやめた、「信五www」層に舞台を台無しにされても困る。考えただけでもぞっとする。

ダンスシーンで彼が下手から客席上手後方に向けて銃を撃つシーンがあるんだけど、ちょうど席が上手後ろよりだったので撃ち抜かれたようなお得な気分になりました。本当に踊っているときの彼の表情はしぬほど格好良いし、なんであの人に踊ったりさせないんだろうね!って思う程度には本当に格好良いよ、村上信五好きだよ…。ヒナちゃん好きだよ…。彼が本領を発揮するお仕事が来てほしいって切実に思うし、彼の作る彼にしかできない未来があるはずだからそれらの可能性をどうか潰さないでどうか伸ばして私たちに見せて欲しい。出し惜しみなんてしないで欲しいし、出し惜しみさせるような環境なんていらないからはやくどうか壊れてしまえば良いと思ってる。誰だってそうだけれど、実力を発揮できないような環境にいるアイドルとかタレントほどもったいないものはないと思う。特にグループ活動をするにあたって、ダンスだろうがなんだろうが得意不得意はあるにせよ、最低値に合わせているだけじゃもったいない。無理難題を自分たちに課してそれを乗り越えてくれるアイドルを私は見たいし、彼なら、村上信五ならそれが出来るってそう信じてるから私は彼の作っていくであろう未来が見たいです。

正直なところ、彼が2014年の扱いで心が折れたり卑屈になっているんじゃないかと思っていたの。だって私だったらあんなことされたら本当に傷つくし自分の価値とかその他諸々のことを考えてしまうもの。それに屈しなかったっていうか諦めとか無駄に大きくなってしまったような気がする受け流すスキルを使ってまだ私たちにああいうひたすらに格好良い世界を作り上げてしまうことのできる村上信五は天才ではないにしろ努力とかそういうのものの塊だよなって思う。だいすきだ。私たちが見たかったのはいじられる彼でも、ステージ裏でスタンバイしてる時にMCが長くてしんどかったとかそういう彼ではなくただひたすらに格好良くて素直に彼のことを好きになって良かったと、彼が好きでよかったと、彼が好きだと、素直に思えるそういう現場だったんだって改めて感じた。本当に幸せな現場だった。

村上信五を好きになって良かった。だいすきだ。私の担当ってば最高だよ!